
Marék Veronika (マレーク ベロニカ) / 文・絵
羽仁 協子 / 訳
2010 Pagony Könyvek (Budapest)
06.2 風濤社
・ かつて、ハンガリーは、サッカーがものすごく強かったんですけどもね。他のヨーロッパ諸国から恐れられるぐらい強かったのに・・・。
もうどれくらい前からワールドカップに出場してないんでしょうか? さびしいですね、ハンガリーのいないワールドカップなんて・・・。
ktg 11-[143]
ドイツ語絵本と中欧の国々(チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、ポーランド等)の絵本を原語で読んでいきます。 また、和訳されたこれらの国々の絵本、児童文学も読みます。
<Öcsi és Bátyó>
[出てくるハンガリー語]
Ma játékdélután lesz !
Hozd be a legkedvesebb játékodat !
・ 16.「今日の午後は 子供のお楽しみ会です。
あなたが一番好きなおもちゃを持ってきてね」
[語句]
ma today
játék 娯楽、おもちゃ
délután afternoon
lesz あるだろう (vanの未来) will be
hozd (君は)持ってきて! (hoz 「持ってくる」の2人称単数「君」への命令形、定活用)
be (こちらの)中へ
a the
legkedvesebb kedves 「好ましい」の最上級
-od 君の 《所有人称接尾辞》
-at ~を 《対格接尾辞》 (所有人称接尾辞が付いた語に付く時は、
-at, -et になり、動詞は定活用になる)
Marék Veronika (マレーク・ベロニカ) / 文・絵
うちだ ひろこ / 訳
佐賀市生まれ。 日本女子大学文学部卒業後、筑波大学大学院で地域研究を専攻。 在ハンガリー日本大使館専門調査員を経て、東欧、中東、南アジア等の開発援助に携わる。 翻訳絵本『びょういんにおとまり』
2008 Vivandra Kiadó (Hungary)
09.11 風濤社
・ 「ぼく」も「おにいちゃん」もいい子です!
・ 6.に 『ラチとらいおん』のライオンが登場してきます。
・ 9.にキップコップの壁掛けが、さりげなく登場してます。
・ 「ハンガリーのイースターのお祭りでは、男の子が歌いながら、花に水をあげるように、女の子に水をかけます。 女の子は、お礼に男の子に卵をあげます」(9.) ふ~ん、そうなんだ。 マレーク・ベロニカの絵本は、お勉強になります。
11-[133]
<Brummi (Boribon) beteg>
[題名のハンガリー語]
beteg 病気の、病人
Marék Veronika (マレーク ベロニカ) / 文・絵
羽仁 協子 / 訳
05 Pagony Könyvek
06.2 風濤社
・ この絵本だけは、風濤社の絵本にしては珍しく、ハンガリー語の原題などの原作についての情報を載せている。
・ 表紙にキップコップが登場している。
・ ネコちゃんをずっと追っていっても楽しめます。
・ 珍しくおとなが登場してきます。お医者さんです。
ハンガリーでは、医者から処方箋をもらって、薬局で薬をもらうという
医薬分業になっているのが、この絵本の内容からわかります。
・ ハンガリーでは、熱のある人はお風呂に入って、お湯に少しずつ冷たい水を入れて冷ましていって、体の熱を下げるという「熱冷ましのお風呂」に入るそうだ。 ふ~ん、そうなんだ。 勉強になったな! 絵本といえど馬鹿にはできません。
・ (ラストの絵) ピクニックのリュックを抱いて寝ているブルンミ、かわいいです!
ktg 11-[126]
<Boribon és a hét lufi >
[題名のハンガリー語]
és 英語の and に相当
a 英語の the に相当
hét 7
lufi (=luftballon) 《colloquial, informal usage》 balloon 風船
Marék Veronika (マレーク ベロニカ) / 文・絵
1937年、ハンガリーのブダペスト生まれ。 国立人形劇場のスタッフとして働いた後に、絵本作家に。
羽仁 協子 / 訳
1929年、東京生まれ。 ライプツィヒ音楽大学卒業後、ブダペスト音楽大学講師に。 帰国後、音楽を通して子供の心を豊かにする独自の教育に力を注いでいる。
1976 Minerva(ハンガリー語原作)
2004.4 風濤社
・ 風濤社の絵本には何故、ハンガリー語の原題などの原作についての情報を載せないのでしょうね? 子供の本だからと軽く見ているのでしょうか?
・ 「ざんねんだったわね でも ふうせんは いつか なくなるものよ」
アンニパンニの言葉は、いつも悟りきった人=「大人」のことばです。
[翻訳について]
・ どうして、ハンガリー語原作では「Boribon ボリボン」という名なのに、日本語翻訳版では「ブルンミ」に変わっちゃってるんでしょうね? 謎です。
dnj 11-[123]